生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

2018-04-07から1日間の記事一覧

無題7話

“ 病室にはE.T.以外入ってこないようだ。 何故なのかは分からないし、それについての説明もされていない。聞かない方がいいのかな、と思うからこちらから聞いてすらいない。 でも、これでいい、とも思うのだ。 私とE.T.以外でこの建物にいるのは、あの、ガラ…

無題6話

彼女は今日も無事に目を覚ました。 今朝目を覚ましてようやく自分の置かれた状況を飲み込んだ彼女は、臆面もなく幼児のように泣き叫ぶ。「もうこんなの嫌だ、思い通りに動かない手なんて、箏も弾けない手なんて切り落として義手を付けて」 勿論、そんな要求…