生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

2018-12-05から1日間の記事一覧

うさぎは過去に学んだ

私はもちろん、うさぎではなく亀の方の系譜だ。 そもそも足の遅い亀にとって、うさぎが普通に歩く速度に合わせて進むことだけでも大変な運動で、少しでも遅れてしまうともう、絶対に追い付けない。 うさぎの子はうさぎだけれど、亀の子は亀以外にはなれない…

睡魔が明日を連れてくる

落ち込んだ気持ちをフラットにしようとしてくれる薬は、副作用で強い睡魔を連れてくる。 最近夢魔には会えなくなった。目を閉じて開けると夜も明けて明日になっている。薬が招いた睡魔は明日を連れてくる。来て欲しくない明日を、明後日を、明明後日を。 師…

両親の共通点をもうひとつ見つけた

二人とも、世間体を気にする。 全く上手くいっていない家庭を“幸せそうな家庭”に見せるためなら、自身を“よくできた父/母親”と繕うためなら、何でもする。誇張でも何でもなく、本当の本当に、“何でも”する。 私は、もう思い出せないほど前からずっと希死念慮…

ひたすら無心でミックスナッツを噛み砕く

歯でストレスの原因をすり潰すように。すり潰した実から溢れる油分を、快楽に飢えた身体に与えるために。 まず、油分とざらついた質感を感じ取った舌が歓喜に震える。これからそれらが自分の臓器にも行き渡ることを想像して、それから脳味噌に向けて、きたる…