生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

ああ、これは駄目だ

 元々、
半身麻痺
顎関節症
顎関節症のせいで口が開かずきちんと磨けておらず虫歯化、
とかいうきっついコンボ決められてて、
更にAVM(脳腫瘍)の治療をガンマナイフ(放射線治療)で行うため、金属歯が使えない(使うと放射線を照射した時に事故が起きるとのこと)
→非金属歯(保険外治療)を使う、1本あたりの時点でめっちゃ高いのに2本あったからどちゃ高い
→この時点で割とメンタル死亡していました

 そして今日、朝一番にTMS(磁気治療)をして、地元に戻って精神科で薬をもらい、三限に待ち合わせをしていたから急いで学校に行って、四限を受けて、地元に戻ってきて、
2本目の治療のために歯を削りました。これでやっと、この歯医者に通わなくて済むんだ、と思いながら、歯を削ってもらいました。

削り終わった時に、歯科医の先生から
「ああ、これは駄目だ。奥の歯の根本にも侵食してる」だなんて言われて。畳みかけるように
「この歯も治療しなきゃ駄目だ」とも言われて。
「抜歯してしまうことはできませんか?」と問うと、
「その歯は一番奥の歯で、大事な歯だから抜くなんて選択肢はないよ」「歯科医が100人いたら100人とも駄目って言うよ」と返されて。
そして治療をするならやっぱり保険外の非金属歯しか使えない。
「放っておくと、詰め物で済む状態が被せ物をしなきゃならない状態になる」と、言われて。
私も成人済み、その場では泣かなかったけど、流石に涙が出そうになりました。

だって、親不孝にも程があるじゃないですか。
元々目指していた/そうなることを親に望まれていた会計士にすらなれなくて、でも受講料は払わせていて。
私立だから学費が高いのに、途中で倒れて余計な学費をかけさせて。何なら記憶力が低下しているために、単位が取りきれなくて卒業すら出来ないかもしれなくて。
結局今の私には(先の記事で述べたように)何もない上にハンデだけが残されて。
一人娘だからきょうだいに望みを託すこともできなくて。
その上保険外治療を三本も、だなんて。

 一方父親は母親に出て行かれて、黒々としていた髪の毛は残業続きで白髪だらけになって、風邪をこじらせても病院に行かなくて。戦時中かな?ってくらい節約していて。どれだけ安く買えたかを、どれだけ安く買い揃えられるかを笑顔で語り出して。
本当、見ているだけで/同じ家にいるだけでつらいです。
 だから、やっぱり、

ああ、これは駄目だ

と思い、病院を出た瞬間に涙がボロボロと溢れ出てきました。地元の病院で良かった、あんまり人に泣いているところを見せずに済むから。

家について、冷静になろうと思って水を飲んだら、まだ麻酔が切れていなかったみたいで口の端から勢い良くぴゅーぴゅーと水が飛び出していって。それを視界の端で捉えながら、私には水をまともに飲むことすらできないのか、と思いました。

ああ、ほら、やっぱり駄目だ。