生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

無題、だけど話数はつかない無題(ただ単にタイトルが思いつかなかった)

 「取引関係創設の申込」ってタイトルにしようとも考えたけど、そうすると勘違いした方が読んでしまうおそれもあったので無題にしました。話数は付かない、本当に単なる無題です。

 ふとしたきっかけで、筒井康隆氏の七瀬シリーズのことを思い出しました。主人公はテレパスの能力を持つ女性だ。

 その中で(ネタバレと言えばネタバレだがこのくらいは許されるだろう)
主人公七瀬はある男の子とようやく結ばれる…となったところでその男の子の母親である“意思(あるいは大いなる意思)”と意識を入れ替えられ、
母親の目線、つまり“意思”として地球全体を見守る視点から、自分(七瀬)の皮を被った男の子の母親と、それとは知らずに恍惚としながら事に及ぶ男の子の情事を見させられる、だなんていう壮大なNTRが描かれている。すごい説明に困るけどそういうことだ。筒井康隆氏は変態なんですかね。

 何でそんな話を思い出したかといえば、言い換えると冒頭に述べたふとしたきっかけとは何かといえば。
入学年次的には一個下、今では同級生の男の子から「取引関係創設の申込」……ならぬ、「セフレ関係創設の申込」があったからで。
いやまぁどうにか断ったんですけどね。思うところが無い訳ではなかったからこうして書いています。

 ここを読んでる人にはまぁ言ってもいいかな(というか分かってるだろうし)と思うので申し上げますと、そういったことは未経験です。はい。

 高校二年生の時に一回そういう流れになりかけたことはありましたが、それでも大事?な壁はまだ残っております。
その時の相手は先輩で、彼女がいました。そして私は別に彼のことを好いても嫌ってもおらず、ただただ数いる先輩の中の一人としか認識していませんでした。
事件は後輩の別荘に六人くらいで泊まりに行った時に起こりました。カップル×2+私+その先輩、とかいう謎のメンバーだったような記憶があります。
つまりはカップルではない私たちがあぶれた訳です。
私はその先輩とただ話していて、彼女との惚気話を傾聴していました。「なるほど、なるほど」といった感じに。
私は私で浮いた話もないんですけどね~wだなんて自虐していたら、唐突に頬に手を添えられ「可愛いのにね」とか言い出す始末で。何なんだこの状況は。
あはは、ありがとうございます~お世辞でも嬉しいです~wとその場を収めようとしたらキスされて。マジか、ってなりました。なりました、というか今考えてもマジか、ってなります。ここは後輩の別荘やぞ、と。確かにさっきカップルが一組一緒にお風呂に入りに行ったけどそういう会じゃないでしょ?映画を泊まり込みで観ようって会でしょ?とも。
もう訳分からん、寝よ寝よ、って一人で寝始めたらその先輩が隣に添い寝してきて、またキスされて。

 正直に言うと、そういったこともあって“そういうこと”が余計に怖くなった気がします。境界線が分からなくて。
高校の頃はキラキラした女の子よりもアングラな男の子と連むことが多くて、18歳の誕生祝いにホムンクルス先生の純愛物のエロ漫画をもらうような、そしてお返しにエロ漫画をあげるような、高校の校風には沿わないような女でした。
性知識は一通り彼らから教わりました。知識だけ(彼らも彼らで童貞だったので)。
その男の子らの一人に、首を絞められたことがあります。悪ふざけですが。多分背伸びをしたかったのでしょう。異性の首を絞めることに興奮を覚える、という男にどこか憧れを抱いていたから、身近にいた私の首を絞めたのでしょう。
でも彼らは、私を女としては扱わない。あくまで男友達として扱ってくれました。その点に関しては割と楽しかったのでよかったとは思っています。
「俺らは童貞卒業頑張るからお前もまぁ頑張れよ」といった具合に励まされていました。

 そんなこんなでここにはとても書ききれないくらいのことが色々あって、その後無事に大学に進みました。
素敵なキャンパスライフ!だなんて期待もなぁんもしてなくて、ただつまらない大学生活を送って終わるのだろうと思ってました。当時は。

 そこからなんやかんや(雑な省略)あって今に至る訳ですが、先述したとおりまだ未経験です。身綺麗です。よかったね。

 そこにきた年齢的には後輩で、年次的にはどうからの「申込」です。
彼いわく「ストレス発散になるよ」とのことでして。でも私は私で古い考えの持ち主なのでそんなに易々と(それも知り合ったばかりの)男に抱かれたくはないぞ、という旨をオブラートに包んで断りました。

 だって、というか、私はそういう行為に対して得体の知れなさからくる戸惑いを感じているのですから。
そういう雰囲気になった時に何回か誘っても相手が応じなかった経験とか、女がそういうことを求めるのははしたないと思われるんじゃないかという恐れとか。そもそも私に女としての魅力はないだろう、という考えもあります。

「(所属している団体)で彼氏いないの(私)だけかもよ笑」とか言われて余計に腹立ったのでそいつとだけは絶対にしないぞ、と堅く心に誓いましたが。

 でもそういうことをしたいな、という気持ちはあって。でもそういうことまで至る過程が全然分からなくて。だからキスしかしたことないんですけども。

 人からそういう話を振られてはじめてああ、そういえば私そういうことしたことなかったわ、と思い至ったのです。そして可哀想な七瀬のNTRを思い出しました。
こんな人間ではありますが、人から好意を向けられたこと自体はあります。不幸なことに、そのどちらも私の望む人ではなかったのでなかったことにして、元の友達関係に戻りましたけど。
女の子から好意を向けられたことも、男の子から好意を向けられたこともあります。もしかしてあれがモテ期ってやつだったんでしょうかね。

 今木村良平作詞の「Drunk in love & drunk in drunk」を聴きながら書いてるんですけど、どう聴いても女の子を誑かす系酒クズの曲にしか聞こえないです。閑話休題

 その男の子いわく「彼女いてもセフレにはなれるっしょ」とのことで、いやぁ~~私にはそういうウェイっぽいことは出来ないっすわぁ~って感じになったんすけど。実際どうなんでしょうね。
そもそも性欲ってなんでしょうね。一度男の子に「セックスしたいの?」と聞かれたことがありますが(記憶にもしっかり残っておりますが)、その時まず「セックスしたい」と自分の口から言うことが怖くて(そもそも性欲が何なのかあんまり分かっていなかったので)、それを口にした瞬間引かれると思って「わからない」と答えました。

 それ以来そっち系の浮いた話はあまりないですね。本当に会える推しの結婚指輪と会えない推しを見て日々を過ごす以外にないです。女としてどうなんだ。

 読者にはすごい引かれそうだな~とここまで書いて初めて思っていますがどうでしょう、みなさんここまで着いてきてますかね(着いてきてくれてたらありがたいと思います)。

 私の性は性欲を表明しづらい(するとマイナスイメージだ)よなぁ、というお話でした。このままだと一生未経験なのではと若干焦りつつある。