生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

カロリーはおいしい(デブ並感)

 どうやら自分は、バーボンよりスコッチ派なようだ。

 気に入ったお店には通いがちなのは、サークルにいた頃からあまり変わっていないなぁなどと思う。好奇心は旺盛な癖に冒険するのは怖いとかいう典型的小物マインドからは抜け出せていない。

 何も飲食に限らない。気に入った物を見つけたら、これ幸いとそれに没入しがちだな。服でも本でも、人との関わり方も。

 うん、やっぱり冒険して失敗するのが怖いのだろう。リカバリーしてくれる存在がいない環境に自ら入り込んでいく勇気がないのだろう。
 好奇心は旺盛な方だと思う。自分が、自分の居場所に出来る場所がないから、それを見つけるために好奇心が働いているのだろうと思う。開拓者精神みたいなものだ。多分。

 きっとそれは母親譲りなのだろう。父親は保守的な人間だから、あまり冒険しようとしない。
一方母親は結構冒険をする。そして痛い目を見る。でも会う度に身に付ける物が豪華になっているのは目が肥えていない自分でも分かるから、それで上手く生きていけているのだろうとも思っている。

 以前、推し社の方とお話しした時に、「両親の共通点なんてクトゥルー神話(を読んでいること)くらいしかないですよ~笑」と言い、「そんなそんな~笑、子供に隠してる二人だけの秘密があるって笑」と言っていただけたのだけれど、「どうですかね~笑」としか返せなかった。
本当に分からなかったから。
もしその二人だけの秘密があるとするなら、今のような状況にはなっていないだろうと思ったから。

 それくらい、子供の自分から見ても二人は不釣り合いで、ちぐはぐなように思える。革新的な妻に、保守的な夫。その間に挟まれた私は、いったいどこに属するのだろうか。

 父親も母親も、私と話す度に相手の悪口を私に吹き込む。私は被害者だと言わんばかりに。
でも私には、どちらも加害者にしか思えない。だってどちらも、“まともな家庭”作りをしてくれなかったから。“普通の家庭”がどのようなものか、子供に教えてくれなかったから。

 だから私は一刻も早くひとりになりたい。親の手から離れたい。
「実家暮らしをしたい」と言える人のことを、心の底からうらやましいと思っている。