生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

今日は予想していたよりは楽しかったです

 「私は悪くない」
「私は幸せになりたいだけだ」
「私は、私の知っている限りの幸せになるための行動をしているのだ」
「それでも、幸せになろうとするだけでも私は悪いというのなら、」

「本当に悪いのは、
この私を産み落とし、
死なせもせずに生きながらえさせている、この世界そのものだ」

 そんな呪詛に似た何かが、独り言が苦手な自分の唇の壁に閉ざされて、口腔内で木霊している。

 この世界に生まれ落ちてしまって、その上五体満足ですらなくなって、私は度々希死念慮にこの身を支配されている。
だけどこの世界は、死にたいと思った時には死なせてくれない癖に、死にたくないと思っている時には全力で殺しにかかってくる。
きっと私は前世で大悪人だったのだろうな、だなんて考えてしまう。

 誰も自分のことなんて幸せにはしてくれない、だから私は私の力で幸せになろうとした/している。
でも、その動機から生まれた行動はほとんど全て、マイナスの結果を私にもたらした。損失を、損害を、私に与えてきた。

 もううんざりだ。
私は不幸で、幸せになりたくて、でもその方法が分からなくて、自分なりに努力してきたのに、そのほとんどが世界に否定される。
私という存在をここまで拗らせさせておいて、この世界は、私が幸せになることを否定する。
 だからもう、うんざりだ。
いくらもがき足掻いても、幸せの糸口を掴むどころか見つけることすら出来ていない。私の手にあるのは、首を吊るための縄だけ。

 世界よ、満足か?
私はお前の中に生まれ落ちてこの方、不幸の中で生き続け、幸せになるために必要な能力すら身に付けずにここまで育った。育ってしまった。
 滑稽だろう、笑えるだろう。満足したか?
お願いだから、これで満足してほしい。
そろそろ、私が幸せになることを許してほしい。

 私に、幸せになるために何が必要かを、教えてほしい。
私はもうこんな人生にはうんざりだ。うんざりだ。

 お願いだから、私に幸せとは何なのかを、幸せとはどんな味がするのかを、教えてほしい。