生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

この そうび は のろわれている!

 最近頭がぼーっとして、布団に横になっていることが多い。外に出て日焼けするのも嫌だし、これといった予定もないし。

 行くとしたら脳神経外科か精神科か。それも月に何回か。
 脳神経外科の方では磁気治療を受けている。
頭に電極をあてて電気を流して脳を直接刺激する、だなんて、本当に効くのかどうかも分からない、治療。
それ(病巣)が表面に近ければ近いほど治療の効果を得やすいというけれど、残念。
私の場合は右脳と左脳の間のど真ん中に病巣がある。だからダメ元で、医師からの制限の中で通える限り通っていた。
 その状態に慣れきっていたから、違和感に気が付かなかったのかもしれない。
もう、治ったのだと思ったのかもしれない。実際、治療を続けている間は、痺れが軽減して、麻痺側も動かしやすかった。

 でも、諸事情で二週間ほど治療を受けられなかった。たかが二週間程度、と高をくくっていた。
 けれど、その代償は確実に、私の身体に現れていた。

 最初は、筋肉痛かな?と思った。ちょっと頑張りすぎたのかな、とも。
だけど、いくらストレッチをしても治らない。筋肉が痙縮している。既視感。あの忌まわしい夏の焼き直しのような。

 そうしてようやく、これは磁気治療に行けなかった代償だと気が付いた。試験と、合宿とで行けなかった代償が、形を持って現れたのだと。

 それで思ったのだ。
これはのろいのそうびだ、と。
毎週通っている磁気治療はその呪いを出来る限り抑え込むためのもの。呪いを解くために教会に通っているようなもの。

 多分私は、こののろいのそうびから一生逃れられない。教会に通い続けたところで、完治はしないだろう、ということも何となく予測できる。

 痺れが強まって、ストレスも溜まりに溜まって。余計に何もする気が起きなくて、ずうっとごろんと寝転んで、今日よりはマシになるだろう明日が来るのを毎日待ち続けている。