生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

“ハルマゲドン○○分の1”ってまだ通じる表現なのだろうか

 ふと、昔のことを思い出した。
普段は自尊心でガチガチに防御を固めている人が、自分の目の前で自尊のメッキを剥がした時のことを。その人がそんな状態になっているのが珍しくて、ビックリしてしまった記憶がある。

 自尊はホイミで自虐はパルプンテだと思う。
パルプンテパルプンテでも、マダンテ○○分の1(アンゴル・モアのハルマゲドン○○分の1的な。伝わるだろうか)が起こる確率が高いパルプンテ

 私はホイミを使えない。使い方を教えられてこなかったから。でもパルプンテは使える。使い方は教えられてこなかったけど、転勤族という民族性は、私にパルプンテを使えるようにした。
 パルプンテは、何が起こるか分からない呪文だ。得られる結果もまちまち。とても良い結果が得られることがあれば、先述のマダンテ○○分の1を食らうこともある、博打性の高い呪文。
それでも長続きしない人間関係の下においては有効な戦法だった。

 私はそうしてホイミを使えないままパルプンテを使い続けた。
その結果どうなったかと言えば、マダンテ○○分の1を食らっても回復出来ないまま、そのダメージが蓄積されてきた。
端から見ればおかしな呪文を使う道化師のように見えただろうけど、その実パルプンテの継続使用により、どこにあるかも分からない、だけどどこかに存在しているらしいこころが虫食いのようにボロボロになっていた。ホイミを使えないのだから、虫食いを治せないのは当然のことだった。

 だから、ホイミを使える人は───パルプンテを安全に使えるという点において“も”───強いと思う。冒頭に述べた人は、そういう
ホイミを使うのがとても上手い人」というイメージがあった。だけど実は
ホイミを“完璧に”使いこなせるように振る舞って、強がっている人」だった。
それでもホイミを使えない訳ではないらしく、基本的には強い人だった。それでもぼろが出た。
口元にはいつものように皮肉めいた笑みを浮かべながら、目は苦しみに歪んでいた。
パルプンテしか使えない私の前で、その人はぼろを出した。私は、それでもやっぱりホイミでその人のことを癒すことが出来なかったから、自分の使えるパルプンテを使いまくって、その人をどうにか癒そうとした。
それがどういう結果に終わったかは覚えてない。

 そういうことを、ふと思い出した。
暇だと昔のことを思い返してしまっていけないな。