生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

1年前に推しが死んだ劇の円盤をはじめて開封した

 ちょっと特別な日だしいいよね。

 ハートランドと麻辣チップスをくいくいもぐもぐしながらいつ死ぬかな、まだ死なないっけ、とか思いながら観た。そしてやっぱり脚本がいい。知り合いにも見せたいくらいに面白い。

 あと円盤には特典映像も収録されていて、舞台裏の解説とかキャストコメントとか、小ネタの解説とか、それらもやっぱり面白かった。


 ちょっと話は変わる。
今日は、二十数年前に時限爆弾を頭に仕込まれ呪われた子が生まれた日だ。
自分は出てくる前に流れた子と、私が二年前倒れた時知らない内に流れた子の間に生まれたらしい。流産と流産の狭間でどうにか生を受けてしまった、出来損ないらしい。

 今日はそんな日。私が主役になれる───まぁ、ひとりぼっちだし家に籠もりきりだしでソシャゲの中だけでだけど───、1日。

 何にも期待はしてなかった。
だってほら、友人なんて少ないし。だから親がいない/自由に振る舞える時間帯に、ひとりでおいしいものを食べて好きなものを観る予定で色々用意していた。
 でも、覚えていてくれた人がいた。祝ってくれた人がいた。直接会って話した訳でもないけど、そのことがとても嬉しかった。

 今日は、娼婦のような女の腹から二十数年前に大嫌いな自分/誰からも顧みられることのない自分が生まれてしまった日。呪いの記念日。
 ───だと、思っていた。

 だから、少ない人数とはいえども、誰かが確かに自分のことを顧みてくれたということが、私にとっては───大げさかもしれないけれど───ひとつの救いになった。その当人が読んでるかは知らないけど改めて、ありがとう。