生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

思考の嵐が止まない

 生きてやりたいことがない訳じゃない。いっぱいある。


 自分の中に、“人から必要とされるだけの何か(能力)”が何ひとつないことを理解している。私の中には何もない。だから誰も必要としない。簡単な話だ。
自分以外の誰かを用いなくても、他ならぬこの私自身が私を必要としていない。私が私を必要とするだけの何かは、私の中に存在していない。
私には私が必要ない。こんな私、私にはいらない。必要ない。

 必要ない物を抱えたままでいるのは、しんどくてしんどくて仕方がない。やりたいことをやるためには、この必要ない物を抱えながらやらなければならない。それもしんどい。

 やりたいことはある。
例えば、師匠とおいしい物を食べに行くこと。
ひとつの話を完成させること。
一緒に行くような友達がいなくなった卒業旅行に、ひとりで行くこと。
恋じゃなくて、愛を知ること。
他にもあるかもしれないけど、今ぱっと思い付いたのはこの辺りだ。

 だけどそのやりたいことをやるためには、耐えなければならないことがいくつもある。今まで経験してきたことから容易に推測できるような。
今の私には、それらを乗り越えようと思える程の能力/体力/気力がない。何にもなくて、やりたいことも出来ないまま無駄に時間だけを食っていく。
「時間は大事だ」灰色の男のセールストークが聞こえてくる。
そう、時間は大事だ。無駄に浪費してはならない。


 頭の中がグチャグチャだ。無神経な空き巣に入られた後のような気分だ。もう何も考えたくない。