生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

社会に適合したいだけの人生だった

 誰も私を救わないことなんて最初から分かってた。

 

 

 だから努力した。自分で自分を救うために脇目もふらず努力した。

“努力に勝る天才なし”という、中学の頃被っていた手拭いに書かれていたスローガンを信じて、努力し続けた。

 遊び呆ける知り合いを、馬鹿にしてくる親たちを、いつか絶対見返してやろうと思っていた。だから部活も勉強も、資格取得もサークルも、全部全部全力を注いできた。

やれる限りのことは全部やってきた。

 その結果がこの現状だ。

発達障害と診断され、物は覚えられなくなり、身体は半分駄目になって、知り合いはおぞましい物を見るような目で私に接するようになり、友人はいなくなった。

友人の作り方も、何をもって友人と呼ぶのかすらも、分からなくなった。

 

 薬を飲んで明かりを消し、眠りに就こうとする夜、眠れるようになるまでの間の、空調と親の雑音に耐える時間が嫌だ。こんなに欠点だらけの私を晒し者にしようとする、うるさい暗闇が嫌だ。

 

 毎日が生きづらい。

努力が全て水泡に帰す体質の自分の身体を引きずりながら生きるのが、しんどくてしんどくて仕方がない。

 早く楽にして欲しい。

もう幸せになりたいとか、普通になりたいとか、贅沢は言わないから、せめて楽にして欲しい。

今私が願うのは、ただそれだけだ。