生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

現実をぼかす

 今日も今日とて酒を飲む。

 

 

 酒に弱い自分は少量のアルコールで頭をぼやけさせることが出来るからちょうどいい。徒歩2分圏内で手に入る、安価な酩酊物質。

睡眠薬とは併用しないように気を付けている。かの借金玉氏でさえ、アルコールと睡眠薬との併用に依存し、ボロボロになった過去があるらしかったからだ。心の弱くない自分が迂闊に手を出していいものではない、と、そこには線引きをするようにしている。

 

 飲みながら、録画しておいたねほりんぱほりんホスト回を繰り返し観ていた。

私もこんな風に我を忘れて遊んでみたいな、と思いつつ、自分の弱さではその遊びの代償に耐えられないだろう、とも考えながら。私がそういう遊びに手を出すようになったら、イコール(現実逃避して)希死念慮に身を任せていると考えて構わないと思う。

 ホストに通う人々の話を聞いていて、共感した部分がある。

「どうして相手が自分に付き合ってくれているのかが本気で分からない」「ホストみたいに“お金を払っているから”付き合ってくれているのがハッキリしている方がまだ理解できる」

そう、それそれ、と思った。男女問わず、相手が自分に付き合ってくれている理由が理解できた試しがない。それなら、お金という目に見えて分かりやすい尺度があった方が理解できる。

 

 だからこそ、なのだと思う。

私は友達すらも分からなくなった。恋人や伴侶なんてもっと分からなくて、私はそれらをぼんやりと“友達の上位互換”のように考えている。だから、恋人/結婚さえ出来れば、友達がいないということをカバー出来るのではないか、と考えてしまう。

だけど多分、ここまで書いていて思ったけど、仮に恋人や伴侶が出来たとしても私は今と変わらず悩むのだと思う。「どうして自分と付き合ってくれているのか」をまた悩むのだと思う。

 私はきっといつまでも、「どうして相手は自分と付き合ってくれているのか」と悩み続けるのだろう。自分に価値が見いだせないまま、そんな無価値な自分に悩んだまま、苦しむのだと思う。

 風俗に行ってしまおうか、と考えた。ホストのように思考を停止してお金の関係だと割り切れる場所に。私にはお金がないから借金することになるだろう。だけどもしかしたら、そこでなら、救いが得られるのかもしれない、と。

 

 

 脇目もふらずのめり込める何かを探している。自分を犠牲に出来る何かを。

それは友達じゃ駄目だった。自分を犠牲にして友達と付き合うのは重すぎた。恋人も駄目だった。単純に、恋人が作れない、という理由で。当然伴侶も駄目だった。

 私は今、好きで江口を追っているけれど、どんなに追いかけたって江口には触れることすらかなわない。それならば、やっぱりホストに通い始めてしまおうか、という思考に至ってしまう。