生まれたてのこじか日記

短期記憶がすぐ消える暇人の肉体から乖離して独立した“書き手”という非実在存在の備忘録 この内容が本当か嘘かは“書き手”自身にも分からない

必要なのは懺悔

 自戒。私は被害者ではない。

 

 やはり加害者として糾弾を甘んじて受けるだけの土壌が、私の中には育っていない。それよりも、私はいかに自分の弱者性を押し出して同情を誘うかという方向に動いてしまいがちである。

 自分を卑下して他人より低い台に降りることで実際の自分との差から目を背けるためで、裏を返せば他人を信用していないからだとも言える。そこまでしないと他人とは関われない、と。

 

 実際弱い立場にはあるのだ。私は周囲に比べて貧しい環境下にあり、生活には余剰なんてどこにもない。なのに不運な/幸運なことに私は周囲の人間に、今の自分ではとてもつりあえない程に恵まれてしまった。

 それまでに感じたことのなかった喜びを感じた。同時に劣等感も。

 

 その劣等感は卑下、被害者面に繋がっていくことになる。だけども実際には傲慢に、被害者ぶりつつ他人から簒奪していたに過ぎない。

 私は被害者ではない。にもかかわらず被害者であろうとした。単に怠惰によって。

 

 

 懺悔。私は被害者の皮を被って他人を傷付けた。